校舎の向かいの木村サン



陽佐くんの彼女………?










ずっと






ずっと







頭の中で回ってた。







なんやねん。







誰やねん。








陽佐くんの気持ちはどうなんねん。







好きじゃないのに

結婚?


婚約?









ふざけてるやろ。








阿呆ちゃう?








「おい……どうした?…まさか…お前…。」


「ちゃう…!!ちゃうねん!!」







違うわけないやろ……



私…







「だよな…良かった……。」







「は?」




良かったってなんやねん。


勘違いしてまうやろ。




「いや…!!なんでもねぇ!!もう、この話しは終わりな!!ってか寝てろよ!!」






めっちゃ顔赤くなってんねんけど……



「うん…ありがと…」









パタン……








行ってしもうた……













< 63 / 92 >

この作品をシェア

pagetop