先輩と私
しばらくして健ちゃんは、退院した。

けれど私は、罪悪感からご飯に喉が通らなくなってしまった。

そんな私を心配して先輩が
『最近、顔色、悪いよ…』
私は、答える気力がなく首を横に振った。

だけど先輩は、勘違いしていた。
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