小さな小さな俺様王子様
「あれ?」


手が離され自由になり下を見ると小さくなったレオがいた。


「くっそ~。何でまた小さくなったんだ!ならまた!」


レオはそう言って湖に飛び込んだが体は大きくなれず、溺れそうになっていた。


私は急いでレオを湖から助けるとレオは眉を寄せていた。


「何でデカくならねえんだよ~!」


「もしかして月?」


「はっ?」


レオが落ちた時、月は顔を出していてレオはちょうど月が湖に映っている所に落ちていたのだ。
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