小さな小さな俺様王子様
俺はゆっくり目を開けるとクレアの手にビンが収まっていた。

「セーフ…」


クレアはホッと息をついて俺をビンから出した。


「お前早く助けに来いよ!」


俺がそう言うと、クレアはムッとした顔をした。


「助けてあげたのにその態度は何?」


「こらこら2人とも喧嘩してはいけないよ。」


私達が睨み合っているのを見て桜の木は止めに入った。


『キキキッ。クレアが桜の木に怒られてる~。ざまあみろ~。』


ピクシー達はそう言うと飛んで行ってしまった。
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