小さな小さな俺様王子様
「何よ!みんな私をバカにして!!」


そう言うとクレアはプンプン怒って歩いてしまった。


「何なんだよあいつ…」


俺がそう言うと後ろから肩を叩かれた。


「レオ君少しクレアの気持ちも分かってあげて。クレア、君がピクシーに攫われたって森中必死に探してたんだよ!」


リッツにそう言われ俺は少し、ほんの少し悪いと思った。


クレアは、スタスタと歩いて行ってしまい、俺の足じゃ追いつけそうになかった。
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