小さな小さな俺様王子様
桜の木に向かっていると叫び声が聞こえた。

「ウワァァァ!!」


(レオ!?)


私は走って桜の木に着くと、レオが桜の木から落ちてきたのだ。


私は急いで手を伸ばし滑り込むと間一髪のところでレオを助ける事ができた。


私がホッとしているのもつかの間……


「何でもっと早く助けに来ねえんだよ!」


こっちは一生懸命探していたのに礼も言わないレオに頭にきて、私はレオを置いてサッサと家に帰った。
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