小さな小さな俺様王子様
クレアを愛おしいと思った。


何だかんだ言っても、俺に何かあると助けに来る。


とんでもなくお人好しで、真っ直ぐな女の子。


「うっん………」


クレアは、起きたらしくゆっくりと目を開けた。


「レオ?」


俺は直ぐにクレアから離れた。

「何だよ。」


「大丈夫?」


こんな俺をクレアは心配そうに見てきた。
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