小さな小さな俺様王子様
「お前は……グワァァァァ」


女の人が放った光に当たった悪魔はその場で消えてしまった。

「母上…」


小さな男の子は、女の人の所に歩いて行った。


「レオ、あなたは何故地上に居るのですか?あなたは地上下りてはいけないのよ?」


「すいません。母上…」


「お父さん!!お父さん!!」


2人が話をしている近くで小さな女の子は、お父さんの体を揺らしている。


「その方はもう助けられません…。貴女からは私達の記憶を消させてもらいます…」

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