小さな小さな俺様王子様
そう言われ掘ってみるとビンに入った手紙が出てきた。


「クレアがレオと別れた時に書いた手紙さ。」


「ずっと守ってくれたのか?」

「ああ。」


桜の木は優しくそう言った。


俺はビンから、手紙を取り出した。




『レオ、千年も経ったら私の事忘れちゃっているのかな?私はもうこの世には、いないと思うけどずっと忘れないよ。

それに、レオが私の事を覚えているなら私はレオの中で生き続けているからね。

レオは私といて楽しかった?

私は楽しかったよ。

危なっかしくて、俺様だったけど私を守ってくれてありがとう。』
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