[続]―声が、聞こえる― 【短編ホラー】
いつも学校に行けば
必ず上履きを
隠されたり、
汚されて
ゴミ箱に捨てられたり、
便器の中に
入れられたり
でもこれだけなら
全然マシよ…。
教室に行けば
―バシャーンッ!!
「わははははッ!!
どうだブス
これで今日も
目が覚めたか??」
アノ男が
私に水をかけてきた
アノ男の手には
《トイレ用》とマジックで
書かれたバケツ…
もちろん私はズブ濡れ
でもコレも
慣れている事だから
私はアノ男を
無視し
更衣室に行って
タオルで髪や体を拭き
体操服に着替えた