[続]―声が、聞こえる― 【短編ホラー】




「いいか、お前等!!!
この事は絶対に
誰にも言うな!!

もしこの事を
誰かに言ったら

その時はお前等を殺す…

わかったか!!!??」



アノ男の友達たちは

とても脅えていた



「ぁ、ぁぁ…
わかったよ…」


「でっでも、
その遺体どうすんだよ?」



するとアノ男は


「ここから落とせば
大丈夫だろ??

《地獄の谷》なら
人も滅多に来ねぇし
見つかんねぇよ

それにコイツ
親居ねぇし

変に思われねぇだろ」



そう言いアノ男は

私の亡骸と包丁を

吊り橋から落とした






< 33 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop