[続]―声が、聞こえる― 【短編ホラー】
「いいか、お前等!!!
この事は絶対に
誰にも言うな!!
もしこの事を
誰かに言ったら
その時はお前等を殺す…
わかったか!!!??」
アノ男の友達たちは
とても脅えていた
「ぁ、ぁぁ…
わかったよ…」
「でっでも、
その遺体どうすんだよ?」
するとアノ男は
「ここから落とせば
大丈夫だろ??
《地獄の谷》なら
人も滅多に来ねぇし
見つかんねぇよ
それにコイツ
親居ねぇし
変に思われねぇだろ」
そう言いアノ男は
私の亡骸と包丁を
吊り橋から落とした