[続]―声が、聞こえる― 【短編ホラー】
最終章

【憎しみ】




―――……



ここは…何処…?



私は深い

谷底のような所に居る





足に何か冷たい物が

当たった



足下を見ると―…



「――…!?」



そこには変わり果てた

自分の亡骸が

あった



腹は3ヶ所位

刺されたような

痕があり



身体中から

真っ赤な血が流れている



そして

その脇には

血の付いた包丁…





< 34 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop