[続]―声が、聞こえる― 【短編ホラー】
アノ男は
私を思いっきり
蹴ってきた
―ドスッドスッ
それに続くようにして
アノ男の友達たちも
私の事を
蹴ってきた
身体中が更に
痛くなってきた
そして―…
―ボコッ
アノ男は
私の顔を殴った
さっきボールを
投げられたときよりも
痛い…
口が切れて
血が出てくるのがわかる
勿論アノ男の友達たちも
私を殴り始めた
顔だけじゃなく
腹も殴ってきた
「うッッ!!」
でも今の私には
我慢することしか
出来ない…