明日のジュリエット
着替えを潤君に半ば強制的に借りることになり
お風呂も借りてしまった。

「ありがとう、お風呂も借りちゃって、ごめんね」

いや、と微笑んだ。
よく笑う人だなぁ
と何だか印象が変わってしまった。


お風呂に入っている潤君を待ってる間、サトミに電話して全てを話した。

「え!!神谷潤と?おめでとう!!」
自分事のように喜んでくれるサトミが大好きだ。

「ありがと。それでね、強制的に泊まることになっちゃって、お母さんにサトミっちに泊まるって言っていい??」

「もう!?いいわよ~。麗奈も女になるのねぇ」

「違うって!!じゃあよろしくね」
「りょうかーい♪♪」

そっか。二人だからそういうことになっちゃうのかな?

なんか緊張してきた。
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