明日のジュリエット
ダンッッッ!!

「きゃっ!」
突然後ろから押された。
「あんたが神谷君と付き合ってるわけ?」
「つりあわなぁ~い」
後ろにはクスクス笑ってそんなこと言ってる女子がいた。

「釣り合う合わないじゃないよ、恋は。」
生意気なあたし。
でもそう。だってあたしは人気者の潤君から告白されたんだもん。
「生意気よ!!あんた!!!!」
ヤバい…殴られる!!
ぎゅっと目を瞑ったその時…

ーバシッ

??何?
恐る恐る目をあけると
そこには潤君がいたんだ。
「潤君…」
「神谷君……」
あたしたちはポカンと潤君を見ていた

…コワッ!!かなり睨んでる…

「何やってんの?」
「だって…あの子が……あたしたちの神谷君を…っ!」
泣きながら潤君に訴えてる。
でも気持ち分かるよ
ごめんなさい。潤君は譲れないの…

「お前らのじゃねえ。麗奈のだ。今度こんなことしたらただじゃおかねぇ。」
嬉しい…ありがとう。

…潤君

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