MAKIA no.3(短~中編)
目の前にいる一人の女性を指差した。
・・・若い、10代後半か20代ってところだろう。
「ええそうよ。あんたも近所の人なら教えておこうかしら。矢沢りおっていうの。先月からここに引っ越してきたんだけどね、それがまた妙で」
『ミョウ?』
「そうなのよ。二日に一回は黒服の男が部屋に入っていくわ、機械的な口調だわ、毎朝マンションのゴミ置き場に立ってるわ。しかも同じ時間に」
「確か、7時から12時までずーっとよね。もう気味悪くてゴミも出せないわ」
「そういえばあんたの家のゴミ、ずーっと出してないけど大丈夫なの?」
「それがさあ!出かけて帰ってきたらリビングにカラスが入ってんのよ~!!」
あっははは。
・・・若い、10代後半か20代ってところだろう。
「ええそうよ。あんたも近所の人なら教えておこうかしら。矢沢りおっていうの。先月からここに引っ越してきたんだけどね、それがまた妙で」
『ミョウ?』
「そうなのよ。二日に一回は黒服の男が部屋に入っていくわ、機械的な口調だわ、毎朝マンションのゴミ置き場に立ってるわ。しかも同じ時間に」
「確か、7時から12時までずーっとよね。もう気味悪くてゴミも出せないわ」
「そういえばあんたの家のゴミ、ずーっと出してないけど大丈夫なの?」
「それがさあ!出かけて帰ってきたらリビングにカラスが入ってんのよ~!!」
あっははは。