MAKIA no.3(短~中編)
そうなんだがな・・・。
心の中で呟いた。

“便利な機械”である為には自我を持ってはいけないのだ。

―――でも


「大丈夫だ。どうせ検査を行うからな」
「そうですね」



3号が出ていったドアに向かって



二人はくすくすと嘲笑いした。



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