MAKIA no.3(短~中編)
「ありがとう。あなたも楽しそう」
「アリガトウゴザイマス」
「ふふふっ」

ほんの一時間足らずの散歩だったけれど、とても楽しくて、笑いが絶えなくて、何より僕がりおを想う気持ちも一秒一秒増している気がした。

「もう帰ろっか」

そう言ったのは8時30分。
家を出たのは7時50分くらいだ。
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