キミが好き。



お父さんに呼ばれた時


嫌な予感はしてたんだ、



でも



キツすぎる




“真実を言っただけ”



……お父さんの言ってることは間違ってない




所詮…玲音と幸せになることなんて無理だったんだ



付き合ったりした私がバカだった



玲音と私は住む世界が違うのに



調子乗ってた



「はぁ〜………」



静かな部屋に私の溜め息だけが漏れた



“別れ”



世界で1番嫌いな言葉



だけど



私は玲音に告げなきゃいけないんだ




“さよなら”を







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