キミが好き。



───────────



頭を撫でられてる感覚で目が覚めた



…誰……?



女の人が優しく私に微笑み掛けてる


あれ…?


この顔…知ってる


昔…見た覚えがある…




「……おか…あ…さん?」



居るはずがないのに口が勝手に動いた




「大丈夫?」



優しく声を掛けてくれたのはお母さんじゃなくて


玲音のお母さんのひなちゃんだった



何でひなちゃんがいるの?



ここは…保健室なはず



「…あ…れ?」



見渡すと保健室にはないはずのシャンデリアやチェストそれに天外が目に入った



………ここは……玲音の家?






< 169 / 312 >

この作品をシェア

pagetop