キミが好き。



「あっ、そうだ水飲む?」



「……飲む」



玲音が持ってきた水を少し口に含んだ



「辛いなぁ…?

代われるなら俺が代わってあげたい」



って頭を優しく撫でてくれる



なんだか…泣きそう



どうしてそんなに優しいの?




「……玲音ぉ………」




「んっ?」




「……近くに…いて……?」




いつもなら絶対絶ー対!

言えない言葉



でも今は…心細くて…不安で



側にいてほしい





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