キミが好き。



───────────



「やぁぁぁあーっ!!!!!?」



鼓膜が破れるんじゃないかってくらいの亜梨子の叫び声で目が覚めた



いつの間にか亜梨子を抱き締めたまま寝ちゃってたんだな、



「何で私のベッドに玲音がいる……ぇえ!?」



昨日のことを覚えてないらしく


亜梨子はパニック



熱の影響って怖!



「亜梨子落ち着いて

熱大丈夫?」



頬とオデコを障るともう熱くなかった


「良かった、熱下がったみたい」



って笑顔を向けると



「触らないでっ!!!」



亜梨子に手を払われた






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