キミが好き。
足を引き摺りながらロビーに出て豪華なソファーに座ると
「っ……」
両目から涙が溢れた
悔しい!悔しい!悔しい〜っ!!!!
顔を両手で覆って
思わず足が痛いことを忘れて地団駄を踏んだ
「っ痛!」
足首がズキズキと傷んだ
「もうっ!」
ハイヒールを投げて裸足になり人目も気にせずソファーに寝転んだ
偽りでもこんなパーティー開いてほしくなかった
仕方ないって…
我慢しなくちゃいけないって
頭ではわかってるけど心がついていかない
ヤキモチばかり焼く…
「……もう嫌…」