キミが好き。



玲音は暫く迷った挙げ句


私の腰に腕を回して抱き着いてきた


「よしよし」



玲音のサラサラの髪を撫でると



─グイッ



いきなり手首を掴まれて玲音の方に引き寄せられた



「なっ……ンンッ!」



そして後頭部を押さえられてキス



「………玲音?」



ぎゅーって抱き締められた



「亜梨子は温かくて安心する」





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