キミが好き。
「待って!亜梨子、忘れ物しるよ?」
……忘れ物?
「…何も忘れてないけど?」
「忘れてるじゃん…」
玲音の顔が近付いて来たと思ったら
─ちゅう
「さよならのチュウ♪」
唇にキスをされた
あまりに突然の出来事で
言葉が出ないで呆然としている私を他所に
「じゃあまた明日ね!
おやすみ亜梨子〜」
なんて颯爽と車に乗り込んで玲音は帰って行った
─ドッドッドッド
ヤバいヤバいっ!!!!
心臓のドキドキが止まらない…
玲音は私の心臓を破壊する気っ!!!?
「もぉ〜…」