キミが好き。



迎えの車に乗って俺の家に向かう間


あんなに笑ってたのに急に無言になった亜梨子


俺…何か不味いこと言った?



いくら考えてもわかんない…


え〜


何でいきなりご機嫌ナナメなんだよ、



意味不明なんだけど…



俺の部屋に行っても

亜梨子は俺のベッドの上で横になってるだけで一言も言葉を発さない



「亜梨子〜?」



「…。」



呼び掛けにも応えない



さすがに心配になってベッドの横に行って亜梨子の顔を覗き込んだ







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