キミが好き。



──────────



「亜梨子ちゃ〜ん!!

こんな下着どう!?」




Σっ!!!!!!



ひなちゃんの手には黒い小さなパンツが握られてて


私の目の前でユラユラ揺れてる



「ひっひひなちゃん…?

な、何それ?」



「亜梨子ちゃん紐パン知らないの?

あっ!

それともTがいい?」



「そうじゃなくてっ!!

あの、私……普通の下着を貸して欲しかったんですけど…?」




「……?

勝負下着じゃなくて?」



「勝負っ!!!?

わっ私は誰とも勝負しない!!」



「えぇーっ!!

てっきり…もう玲音とそこまでいったのかと…」



「全然違うっ!

ただ着替えが無かったから下着を貸して欲しかっただけ…」



「ブラも?

亜梨子ちゃんサイズいくつ?」



「……C」



「了解

ちょっと待ってて!!」







< 79 / 312 >

この作品をシェア

pagetop