キミが好き。
玲音と車に乗り込んで学校へ向かった
乾かす時間が無かったから髪びしょびしょ
まぁどうせ学校でセットするからいいけど…
髪が濡れてるのって気持ち悪い
「あ"〜ヤダァー!!
誰か髪拭いてぇ」
タオルで髪を拭きながら何気なく口から出た言葉なのに
「しょうがない
俺が乾かしてあげる」
私からタオルを奪って犬みたいに髪をわしゃわしゃ…
「ちょっ…自分で乾かすからいいっ!!」
「誰か乾かしてって言っただろ?
俺しかいないじゃん」
「それは……玲音以外の誰かに言ったの!」
「はっ?意味不明」
「いいから!タオル返して!!」
玲音からタオルを奪って自分で乾かした