フレテ
妄想族
「兄ちゃん風呂まだぁ~?」
「まだ」
俺は家に帰ってからも落ち着かなかった
明日から俺は他の女にフレない…約束したから
「兄ちゃんはやくすれよぉー」
「うっせー」
俺の弟、9才、名前は純
こいつも俺に似たのか女たらしらしい
俺の母さんは海外に出張で年に1度しか帰ってこない
父さんは夜ばたらきだから夜は俺と弟の2人
「純、次風呂ー」
「あ”-俺、今クラスの女の子に呼び出されたからいってくんね」
「あ”?…そうですか…」
なんだよ…ガキのくせに生意気な
俺…なんか一人ぼっちじゃん…