桜
それは僕が6歳の頃・・・・。
梓さんが退院した次の日に皆で海に行った。しばらく話してなかったからなんとく話しにくくなって話せなかった。
「あずさおねえちゃん!あそぼー!!」
霧夜は小さな手でボールを持って走ってきた。この時は4歳だった。
「いいよー。何する?」
二人はニコニコと笑っている。
僕は霧夜がうらやましくて言ってしまった。
「梓お姉ちゃんは体が丈夫じゃないから無理しちゃだめ!!」
「大丈夫だよ。私もう平気だもん。」
「だーめ!昨日退院したばっかりだからダメ!!」
「大丈夫だもん!先生が遊んでいいって言ってたし。」
「だめなの!!」
「もう!いいでしょ?!もう、ユーリ君なんか知らない!」
あの日僕たちは初めてケンカした。それから毎日会ってたけど全然話さなかった。
梓さんが退院した次の日に皆で海に行った。しばらく話してなかったからなんとく話しにくくなって話せなかった。
「あずさおねえちゃん!あそぼー!!」
霧夜は小さな手でボールを持って走ってきた。この時は4歳だった。
「いいよー。何する?」
二人はニコニコと笑っている。
僕は霧夜がうらやましくて言ってしまった。
「梓お姉ちゃんは体が丈夫じゃないから無理しちゃだめ!!」
「大丈夫だよ。私もう平気だもん。」
「だーめ!昨日退院したばっかりだからダメ!!」
「大丈夫だもん!先生が遊んでいいって言ってたし。」
「だめなの!!」
「もう!いいでしょ?!もう、ユーリ君なんか知らない!」
あの日僕たちは初めてケンカした。それから毎日会ってたけど全然話さなかった。