異世界の花嫁
「ルイアには知らせとく。ゆっくり休め。何かあったら遠慮せずに俺の部屋に来い。わかったな」
「・・はい。あの・・今日は・・ありがとうございました」
ペコっと可愛いく頭を下げたシェィナ。
フッと目を細め「じゃあな」と頭をなで歩きだした。
部屋へと入りベッドに横になり今日起こった出来事を思い出し1人で百面相をしていた。
体をそっと起こし唇へと手を持っていきキスのことを思い出していた。
(私ティアスとキスしたんだ・・。ファーストキスだったんだけどなぁ。でも嫌では全然なかった・・。私・・・ティアスが好きなんだ・・)
自分の気持ちに気付き恥ずかしさで枕へと顔を埋めた。