世界で一番お姫様
とりあえず公園のベンチに無言のまま二人で座った。


沈黙を破るように話をしだしたのはかなとだった。


「俺さ、高校はココじゃ無くて野球が盛んな高校に行くつもりなんだ。もし…さ、その良かったら俺と同じ高校受けない??」


え……?まだ私達中二ですよー??


「まだ一年先のことだよー!?どうしたの??何かあった??」


かなとはりんご飴みたいに真っ赤な顔をして


「いや!!!何でもないから。やっぱ今度話す!!」


と途中で話を中断してしまった。


かなとは何を言いたかったんだろう???
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