Princessの掟短編集






俺は、プリンセスであろう人物に見入ってしまった。 



今まで見てきた女の中で一番綺麗といえるだろう。



「プリンセス、こちらが城東優斗さん。プリンスよ。」



プリンセスは俺をずっと見てくる。 



俺の顔になんかついてるか? 



「プリンセス?」



校長の言葉で気が付いたのか慌てて喋り出した。 



「二階堂百合亜ですわ。」



そう言って少し頭を下げた。 



なんだこいつおもしろいな。 



プリンセスなんだし、さぞや頭もいいだろう。 






< 13 / 107 >

この作品をシェア

pagetop