Princessの掟短編集
すると急に画像が変わった。
しばらくすると椅子に座った優斗が現れた。
ちょっと照れくさそうに座る優斗。
なんだか笑える。
僕は優斗の言葉を待った。
「えっと……、今は飛行機の中だよな。今の気持ちはどうだ?今ビデオに向かってお前に話しかけるのなんか変な感じがする。
お前に、琢磨には教えられたことが結構あった。始めはなんだこいつって感じだったけど、お前は俺の裏を知っても何にも変わりなく接してくれた。
ありがとうな。
頑張れよ、俺もぜってい負けねーから。
城東優斗ッ。」