Princessの掟短編集






「…変なこと聞くけど、」



手に変な汗がかいてきた。



「なんかあった?」



「その、なんで急に優しくなったの?」



遠慮がちに聞くと優斗はチラッとこっちをみて、ため息をついた。



ええっ?!



なんでため息…?



「百合亜さぁ、」



「は、はい。」



なんか怒ってる?



明らかいつもより低い声が耳に届く。







< 80 / 107 >

この作品をシェア

pagetop