店長とアタシ。
「あらー珍しい こはるちゃん♪」

教室に入ると樹里がこっそり言ってきた。


「ちょっと寝不足で…あは」

苦笑いしながら答えると


「ふーん♪
誰かさんのことでも考えてたんでしょ〜!!!」


「って違うから!!!!」

忘れてた…
そういえば昨日、樹里はバイト見てたんだ…。

「お似合いだったよん☆」

冷やかす樹里をムシして尋ねた。

「てかさ、なんで達弥も来たの!?」


「あー…
うちもよくわかんないけど
俺も行っていい?

って聞いてきたからOKした〜」


ふーん…
なんでだろう??


「んま〜達弥も可愛いとこあるよね♪」

樹里がニヤニヤしながら言った。

「なんでなんで!?」

アタシ聞いてばっかだな。
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