好きが止まらない
「うちわ、うちわ、どこだぁ」

あれ、うちわ?
ベットにおいてあんじゃん。なんだよぉ。

私はうちわを手にとって先生を仰いだ。
先生の少し長めの茶髪の前髪が風にふかれてふわふわなっている。

先生のおでこに手を置いてみる。


うわぁぁぁ。
熱高いよ、先生。


先生の家にある壁かけ時計が13:00を知らせた。

私は置き手紙をして家をでた。
いつもは19:00くらいまでいるんだけど、今日は先生もきつそうだし、行くところがあるから。
いや、さっきできたばかりだけど。
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