好きが止まらない
「ごめんな。汗くさいか?」

私は気づけば首を振っていた。
「いいにおい」
「ははっ。よかった。昨日洗濯したんだ。セーフだな」

こんなときに限って親は早く来る。
先生とお母さんが話しているのを見て私は落胆した。

−やっぱり先生は先生なんだ−
っ実感した。
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