好きが止まらない


放課後。私はコートと数学をもって職員室に行った。


先生は一番廊下側の席だった。
「先生」
そっと呼びかけてみる。
「うおっ!神原か。お前足音くらいたてろよ」
「すいません」
「謝ることじゃないけどな」

先生は私の大好きな笑顔を向けてくれた。
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