好きが止まらない

「あ、コート?」
「はい。あと数学」
「え、数学?まじ!?」

先生は私からコートを受け取ると隣の先生に
「ちょっとこいつの指導に生徒指導室借りていいですか?」
って私の頭に手を置いて言った。
「あ、いいですよ」
その先生は机から鍵を取り出して先生に渡した。
「ありがとうございます。ほら、神原行くぞ」
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