好きが止まらない
先生は鍵をくるくる回しながら私の前を歩く。

「数学科の先生いるなかでさすがに数学を教える度胸はないな、俺には」
と、いいながら生徒指導室の鍵を開ける先生の後ろ姿を見ながら私はドキドキが止まらなかった。
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