好きが止まらない
「ほら、百奈。プリン食べるぞ。ちゃんと俺の好きなプリンなんだろ?」
「うん!あたりまえじゃん!」
「お前、本当にストーカーじゃねえかよ」
「ええ!でも、もうストーカーじゃないよね?」
「ああ、そうだな。俺の大事な人だもんな。ストーカーじゃないな」
「うん!」
先生は、大好きなプリンをのんびりのんびりと食べだした。
先生の部屋に響くテレビの音や外の音がすごく遠くに感じた。
先生がふと視線をあげて目が合う度に微笑んでくれた。
それが素直に嬉しかった。