好きが止まらない
「え?」
「わかりません」

うつむく先生を見ていたら面白くなった。

「いいよ。先生」
「ごめんな。お詫びします。これあげる」
先生は自分のスーツの胸ポケットからシャーペンを取り出して私のシャーペンと並べて返してきた。
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