好きが止まらない
1時間目から私は保健室に駆け込んだ。
「先生、頭痛いです」
「え?元気そうだけど?」
「いいえ。頭痛いです」
「はぁ、1−5の神原さんね。はい。早退ってわけにはいかないのよ」
「大事な人の所に行かせてください」
「1回きりにしなさいよ」「ありがとう」
私は駆け出した。
「先生、頭痛いです」
「え?元気そうだけど?」
「いいえ。頭痛いです」
「はぁ、1−5の神原さんね。はい。早退ってわけにはいかないのよ」
「大事な人の所に行かせてください」
「1回きりにしなさいよ」「ありがとう」
私は駆け出した。