好きが止まらない
私は先生に背を向けて走り出した。
少しすすんだところで、先生の方を振り返ってみた。

「先生ッッッ!」
玄関先で先生がうずくまっているのが見えた。
私は、もと来た道を全速力で駆け戻った。

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