好きが止まらない
初めて入る先生の部屋。
感動してる場合じゃないと教えてくれたのは、先生だった。

「ウッ...」
先生の小さい小さい呻き声。聞き逃しそうだった。
「先生、大丈夫?」
「うん、平気平気」

先生は何事もなかったかのように歩き出した。
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