あかねいろ【BL短編集】



少し乱暴に腕を引っ張り、華奢な体を思い切り抱き締める。

綺麗な黒髪が曲線を描いて揺れた。

そのまま唇へキスをする。


「ん……ぅ…」


柔らかい唇の間に舌を入れると、周くんの舌も俺を誘うような熱を持って迎えてくれた。




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