生徒会の秘蜜〜ケモノ達の誘惑〜
差し出された手を掴めずにいると、その人は優しく手を掴んだ。
「きゃっ///」
その人はあたしの手を強引に引きよせる。
「ぼくは傍にいるよ」
その人は優しくあたしの耳元で囁いた。
確かな温かさのある、その人の腕の中に、優しい声にあたしはついドキドキしてしまう。
――――これは夢
あたしにとってはいつものコワイ悪夢。
その人も夢の一部。
――――それでも今は
この温かい胸の中ににいたい…………