生徒会の秘蜜〜ケモノ達の誘惑〜
「……全員うるさい」
ソラさんはため息を零しながら、小さく呟いた。
そのままソラさんは"生徒会室"に人目も、何も気にする事無く……
――――あたしの手を引いて"生徒会室"に入っていった
「蒼空、その子ど〜したの?」
あたしを見た3人のうちの1人の男の子が、机に伏せていた顔だけを上げてのんびり口を開いた。
その男の子の一言で他の2人の視線があたしに向けられる。
「先輩が女の子連れて来るなんて珍しくねぇか?ってか、初めてだろ??」
「そうですね。今まで女子と話しているのも見たことがありませんし……」
「手まで繋いでるし〜」
っ、そーいえば手繋いだままだった///
恥ずかしくてはなそうとするけど、絡められた手を離す事はできなくて……
――――あたしは熱い顔をみんなに見られないように、俯かせた