生徒会の秘蜜〜ケモノ達の誘惑〜
「っ、なにして///」
さっきより密着してるっ///!
背中全体にソラさんの体温を感じる。
次第にあたしの鼓動は早くなって、身体か熱くなっていく。
「触んないでよ」
今ソラさんが言った言葉は、時雨くんに言ったのかな?
凄いトゲがあるってゆうか……冷たい言い方だったよね?
なんでだろ……??
「ただの挨拶ですよ、会長」
「……」
時雨くんの言葉に返事はない。
代わりに殺気を感じるっ……!!
「睨まないでくださいよ」
時雨くんは声を押し殺すように笑うと、差し出していた手を引っ込めた。